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Channel: 神なる冬
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[SF] ガンメタル・ゴースト

『ガンメタル・ゴースト』 ガレス・L・パウエル (創元SF文庫)   みんな猿が大好き! この猿、イメージ的にはチンパンジーではなく、テナガザルかクモザル。フライトジャケットを着て、片目がアイパッチで葉巻を咥えたハードボイルドな男。その名も、『アクアク・マカーク』が、実は原題そのもの。すべてはこの猿のキャラクターから始まった。...

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[SF] アルファ/オメガ

『アルファ/オメガ』 フランチェスカ・ヘイグ (ハヤカワ文庫 SF)   最終戦争後で荒廃した世界。ヒトは必ず双子として生まれ、必ず片方は正常児、片方は異常児だった。 正常な人間はアルファと呼ばれ、支配階級となる。異常な人間はオメガと呼ばれ、焼印を押されて社会の荷物として迫害される。...

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[SF] 富士学校まめたん研究分室

『富士学校まめたん研究分室』 芝村裕吏 (ハヤカワ文庫 JA)   hontoの電子書籍キャンペーンがらみで購入。たいていは紙の書籍で購入するのだけれど、物理的に持っている必要がなさそうだけど読んでみたい本として。...

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[SF] ロデリック

『ロデリック (または若き機械の教育)』 ジョン・スラデック (河出書房新社)   ミネトンカ大学なる田舎大学で行われたロボット開発プロジェクト。それはNASAから補助金をふんだくるための詐欺にすぎなかった。しかし、瓢箪から駒、嘘から出たまこと。小さな戦車のような筐体に収められたソフトウェアであるロデリックは、成長する知能を持っていた!...

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[SF] 亡霊星域

『亡霊星域』 アン・レッキー (創元SF文庫)   英米SF各賞7冠制覇で話題になった『叛逆航路』の続編。3部作の2作目。 3部作の2作目というと、スター・ウォーズの「帝国の逆襲」なんかが顕著だけれど、どうしてもクライマックスである第3作への布石が中心で、地味になってしまう印象がある。この『亡霊星域』も、やはり地味といえば地味。...

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[SF] ラットランナーズ

『ラットランナーズ』 オシーン・マッギャン (創元SF文庫)   「安全監視員」と呼ばれる人間監視カメラによって過剰に監視、管理される近未来。法律的な制限が緩く、細い路地の隙間を駆け抜ける子供たちはラットランナーズと呼ばれ、犯罪組織の入り口で生きていた。彼らの活躍を描くジュブナイルSF。...

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[SF] 栄光の道

『栄光の道』 ロバート・A・ハインライン (ハヤカワ文庫 SF)   積読の棚にハインラインが残っていたので消化。 しかし、SF作家というものは、一度は異世界転生俺スゲー物語を書かなければいけないものなのだろうか。ハインラインしかり、ニーヴンもブリンもそうだ。...

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[SF] エターナル・フレイム

『エターナル・フレイム』 グレッグ・イーガン (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)   『クロックワーク・ロケット』に続く〈直交宇宙〉3部作の2作目。...

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[映画] バードマン

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』   スカパーの無料期間に録画したものを今さら視聴。 この手の感想はWebで発表すべきではないのかもしれないが、個人的なメモとしても残しておきたいことがあったので。 この作品について、見る前に知っていたのは以下の通り。 ・アカデミー賞作品賞をはじめ、4冠 ・主演男優は『バットマン』のひと ・ヒーロー映画のパロディ ・ブラックコメディ...

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[SF] アンダーグラウンド・マーケット

『アンダーグラウンド・マーケット』 藤井太洋 (朝日文庫)   藤井太洋は“コンテンポラリー”な作家だ。彼の描く近未来は、いまここ、現在と地続きであり、我々の前に必然的に表れてくる道筋そのものである。まるで、暗闇の中でそこだけが明るく照らされた道のように。しかし、その未来が明るいかどうかは定かではない。...

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[SF] S-Fマガジン 2016年10月号

『S-Fマガジン 2016年10月号』   特集てんこ盛りの濃い10月号。 ● 海外SFドラマ特集海外SFドラマは、やっぱりS-Fマガジンで話題になってた「ギャラクティカ」を見た程度。あれも何年も前か。正直言って、たまに映画見る程度ならまだしも、何本も何時間もある連続ドラマを見る時間が作れない。日本のドラマですら、最近見ていないのに……。 ●...

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[SF] 死の鳥

『死の鳥』 ハーラン・エリスン (ハヤカワ文庫 SF)   折りしも「バーナード嬢×ハヤカワ文庫 読破したふり禁止フェア」なんてものも開催中だが、「一度も読んでないけど私の中ではすでに、読破したっぽいフンイキになっている !!」といえば、その代名詞とも言えるSF作家がハーラン・エリスンなのではないだろうか。...

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[SF] ジーン・ウルフの記念日の本

『ジーン・ウルフの記念日の本』 ジーン・ウルフ (国書刊行会 未来の文学)   ジーン・ウルフが米国の記念日それぞれにちなんで書いた短編集。 日本人にはあまりなじみのない記念日も出てくるが、お話の内容に密接に関係してくるので事前に確認しておいた方が理解しやすい。 もともとは「今日は何の日?」的な企画に基づいているらしいが、その発想の斜め上感というか、その発想は無かった感が素晴らしい。...

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[SF] レッド・ライジング2

『レッド・ライジング2 黄金の後継者』 ピアース・ブラウン (ハヤカワ文庫 SF)   『エンダーのゲーム』か『バトルロワイアル』かといった展開で話題を呼んだ《レッド・ライジング》シリーズの2巻目。...

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[SF] プリズムの瞳

『プリズムの瞳』 菅浩江 (創元SF文庫)   うーん、いまひとつ納得がいかない読後感。 専門的な技術を持つが、感情を持たないロボット〈ピイ・シリーズ〉。感情を持ち、ひとと対等にコミュニケーション可能な〈フィー・シリーズ〉。紆余曲折の末、〈フィー・シリーズ〉は廃止され、生き残った〈ピイ・シリーズ〉は、与えられた専門技術に係わらず、絵を描くという目的のみに存続を許された。...

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[SF] ガブリエルの猟犬

『ガブリエルの猟犬 クラッシャージョウ・シリーズ13』 高千穂遥 (ハヤカワ文庫 JA)   日本で初めてスペース・オペラを書いたのも、ヒロイック・ファンタジーを書いたのも、高千穂遥だと言われている。《クラッシャー・ジョウ》シリーズはその最初期に書かれた古典とも言える作品だ。それが今でも書き継がれているという奇跡。 さらに、今さら4KリマスターでBlu-ray Box発売とか、何事かと思ったよ。...

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[SF] 天冥の標Ⅸ

『天冥の標IX ヒトであるヒトとないヒトと PART1-2』 小川一水 (ハヤカワ文庫 JA)   ついにここまで来た。尻切れトンボの第1巻はともかく、リアルに涙を流しながら読んだ第2巻の時点で、これから10年間での最大の傑作であろうことを確信した《天冥の標》全10巻の最終巻ひとつ前。...

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[SF] アステロイド・ツリーの彼方へ

『アステロイド・ツリーの彼方へ 年刊日本SF傑作選』 大森望/日下三蔵編 (創元SF文庫)   毎度おなじみの年刊日本SF傑作選2015年版。 毎回、そりゃSFじゃないでしょうと言いたくなるような作品や、これが傑作かと疑われる作品が混じっているのだけれど、今年は割と好みのものばかりでよかった。...

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[SF] ほかの惑星への気楽な旅

『ほかの惑星への気楽な旅』 テッド・ムーニイ (河出書房新社 ストレンジ・フィクション)   《ストレンジ・フィクション》叢書は、この手のいわゆる“スリップ・ストリーム”にしては面白い小説が多い。という印象だったので、結局最後に残った一冊も読んでみることにしたのだが……。...

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[SF] ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン

『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』 ピーター・トライアス (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)   なんと、新☆ハヤカワ・SF・シリーズと、ハヤカワ文庫(上下組)の同時発売。危うく両方買いそうになった。まぁ、文庫版の方を買う人が多いとは思うが、この版型で集めているので、こちらで。 第二次世界大戦で日本とドイツが勝利し、アメリカ西海岸が日本の、アメリカ東海岸はドイツの統治下におかれて、40年。...

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