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Channel: 神なる冬
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[SF] ビッグデータ・コネクト

『ビッグデータ・コネクト』 藤井太洋 (文春文庫)   やってくれました。藤井太洋。こりゃすごい。脱帽だ。 近未来ものかと思いきや、描かれているのは正に現在、今この瞬間。そして、先見性がどうのとか予見的がどうのとかではなく、現時点で問題になっていることをわかりやすく整理してストーリー化している。これは関係者必読。...

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[SF] 波の手紙が響くとき

『波の手紙が響くとき』 オキシタケヒコ (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)   第三回創元SF短編賞優秀賞受賞者である著者が、ハヤカワのSFマガジンに掲載した連作短編に書き下ろしの表題作を追加した短編集。SFマガジン掲載の3話目までは既読だったのだけれど、最後の最後にこのネタを持ってきたかというのが驚き。...

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[映画] チャッピー

『チャッピー』   どうにも「コレじゃない感」が漂うAIモノ。 ニール・ブロムカンプは、『第9地区』こそオールタイムベスト級だったものの、『エリジウム』、『チャッピー』と、続けて凡作になってしまったのはなぜなのだろうか。...

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[映画] マッドマックス 怒りのデス・ロード

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 (c) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED   ヒャッハー!!!!! 『マッド・マックス』を見てきた。というか、“極上爆音上映”を体感してきた。...

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[SF] SFマガジン2015年6月号

『S-Fマガジン2015年6月号』   特集は「ハヤカワ文庫SF総解説PART2」。このまま500巻づつ2000番台まで行くのか。 ぽろぽろ拾い読みしているが、このあたりのものは、タイトルに見覚えがあって、読んだはずなのに内容を覚えていないものが多すぎて困る。 [連載]○「マルドゥック・アノニマス〈第3回〉」 冲方丁...

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[SF] SFマガジン2015年8月号

『S-Fマガジン2015年8月号』   特集は「2000点到達記念特集 ハヤカワ文庫SF総解説 PART3[1001~2000]」。これで遂に完結。さぞかし大変だったことでしょう。お疲れ様です。...

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[SF] ゼンデギ

『ゼンデギ』 グレッグ・イーガン (ハヤカワ文庫SF)   イーガンの新作だと思って期待して読んだら、ちょっとびっくりした。 第一部の舞台となる2012年(原書刊行は2010年)のイランにおける市民革命は前振りだとして、2027年の第2部ではイーガン流のぶっ飛んだ理論が見られるのかと思いきや、主人公マーティンの余命が短くなるにつれて残りページ数も少なくなり……。...

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[映画] 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』 [c]2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 [c]諫山創/講談社   立川シネマシティ(シネマツー)の極上爆音上映にて。 一部で酷評されるけれども、そんなに悪くなかった。原作やアニメの『進撃の巨人』のどこが好きだったのか、何に期待していたのかで、大幅に評価は異なるのだろう。...

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[SF] 折り紙衛星の伝説

『折り紙衛星の伝説 年刊日本SF傑作選』 大森望/日下三蔵 編 (創元SF文庫)   毎年毎年お疲れ様ですといった感じの傑作選。今回はなんでこれが選ばれたのかというものが多かった気がする。作品そのもの力ではなく、2014年に活躍した人、見出された人という視点で選んでないか? 個人的ベスト1作品だけ選ぶとすると、「「恐怖の谷」から「恍惚の峰」へ」かな。次点で「わたしを数える」。 ○...

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[SF] 我もまたアルカディアにあり

『我もまたアルカディアにあり』 江波光則 (ハヤカワ文庫 JA)   なんだか、みょうちくりんな話だった。 働きたくない人たちを集めてマンションを作る。そこでは衣食住は保証され、何をやっていてもいい。ただし、いつか来る“終末”に備えること。これは現代社会批判なのか、果てしないスペキュレイティブ・フィクションなのか。...

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[SF] 天冥の標Ⅷ ジャイアント・アーク

『天冥の標Ⅷ ジャイアント・アーク』 小川一水 (ハヤカワ文庫 JA)   ここ最近のSFで背筋がゾクゾクするような衝撃といえば、個人的には“なんとかプロジェクト”とかではなくって、この『天冥の標』である。 10巻予定のシリーズもついに第8巻。PART-I、PART-IIと出たので、PART-IIIまで待とうと思ってたらIIで終わりだった。ので、今さら、遅れて参戦。...

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[SF] 月世界小説

『月世界小説』 牧野修 (ハヤカワ文庫 JA)   いきなり脱線するが、山田正紀の解説がすばらしく面白い。電車の中だったけれど、「四大福音」の当たりでこらえきれずに吹き出した。最近の山田正紀は長老格になって怖いものがなくなったのか、いい感じで力が抜けて絶好調だ。 その山田正紀もそういえば、そのものずばりストレートなタイトルの『神狩り』でデビューしたのだったな。...

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[映画] 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』   ネットでは“炎上すらしない”と散々な評判だったけれど、実際に見てみると、いいじゃないか。予想以上に面白かった。...

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[小説] 赤朽葉家の伝説

『赤朽葉家の伝説』 桜庭一樹 (創元推理文庫)   積読消化。 第60回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞、第28回吉川英治文学新人賞、第137回直木三十五賞、センス・オブ・ジェンダー賞と、やたらめたらに文学賞を受賞しまくった名作。 これはぜんぜんSFじゃないけど面白かった。...

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[小説] 鹿男あをによし

『鹿男あをによし』 万城目学 (幻冬舎文庫)   『赤朽葉家の伝説』が存外におもしろかったので、つづけて国産非SF小説の積読消化。 これはTVドラマ化されたことでも有名だが、そのドラマも未見。ドラマの評判は良かったようだが……。...

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[SF] 紙の動物園

『紙の動物園』 ケン・リュウ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)   ケン・リュウは、ひとりストⅡみたいな筆名ながら、中国系アメリカ人。なので、基本的には日本とは係わりが無いはずなのだが、少し誇張された、ファンタジックな日本文化がたびたび登場する。これがちょっとくすぐったかったり、妙な違和感があったり。...

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[SF] 孤児たちの戦争 4

『孤児たちの軍隊 4』 ロバート・ブートナー (ハヤカワ文庫 SF)   続編を最初から想定していたのならともかく、前作が人気だから続きを書いたというのは総じてクソが多いという印象。 このシリーズもご多分に漏れず、尻つぼみ。どう考えても、2巻と3巻が繋がっていないし、妙な方針変更があったような感じ。...

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[SF] SFマガジン 2015年10月号

『S-Fマガジン 2015年10月号』   隔月発行なのですっかり忘れていたSFマガジン。1ヶ月遅れで書店に行ったら平積みだったので一安心。その今号は伊藤計劃特集。 伊藤計劃はぜんぜん新しくなくって、あれはクラシックで王道だと言い続けているつもりだけど、いまだに“伊藤計劃以後”、“ポスト伊藤計劃”なんてことが言われ続けている。実に6年だよ、6年。...

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[SF] 複成王子

『複成王子』 ハンヌ・ライアニエミ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)   フィンランド発、ライアニエミの『量子怪盗』に続く《ジャン・ル・フランブール》シリーズの2作目。 火星から地球に舞台を移し、ポスト・シンギュラリティにおける高次情報生命体同士の派手な争いが描かれる。...

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[SF] 大尉の盟約

『大尉の盟約(上下)』 ロイス・マクマスター・ビジョルド (創元SF文庫)   なんと今回はイワンが主人公。帯にはデカデカと「イワン、偽装結婚する」との文字が。“偽装”結婚とは、なんともイワンらしい。 それにしても、イワンという名前の男は何百年たっても「イワンの馬鹿」と呼ばれ続けるのだろうか。まったく、かわいそうなことで。...

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